2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊論理哲学論考(デアゴスティーニ)。 毎週ひとつずつ命題が。 黒沢清作品を続けて観ている。『アカルイミライ』『回路』『CURE』『叫』。黒沢清作品を前提にすると、伊藤計劃『虐殺器官』の大オチがああなるのは当然、という気になる。あと、その伊藤計…

Youtube で好きなミュージシャンの動画を見ている夢を見た。ファンがライブ映像を切り貼りしたミュージック・ビデオだった。というか、いろんなイメージが脈絡なく続いていく状態をそういうMADムービーとして認識していたようだ。夢というのはイメージが突拍…

秋田禎信2011年秋の13冊

なんとなく気まぐれで、今年はあと100冊、なんか読もうと思いついた。とりあえず今日読んだのは1冊目『用心棒日月抄』多分10年ぶりくらいに読んだ。また10年後に読もうかな。— 秋田禎信さん (@AkitaYoshinobu) 9月 9, 2011用心棒日月抄 (新潮文庫)作者: 藤沢…

日経分析哲学。 「人間ってのは、起きて半畳寝て一畳のスペースがあれば孤独になれんだよ。覚えとけ」「ふむ。歴史のない種族というのは野蛮だな」 「瞠若(どうじゃく)って言葉の意味、知ってる?」と訊いても、半眼で見つめ返されるだけなのだった。 うろ…

「穴守稲荷」ってエロい駅名な。 「二重橋前」のローマ字表記(Nijubashimae)をヌジャベス(Nujabes)に空目。 「WWWって何の略?」「うーん、我を忘れる(WareWoWasureru)?」

A Big Yellow Taxi on the Yellow Brick Road

去年の地震のときの津波の映像って、ほとんど目にしていないんです。特に理由はないというか、テレビがないので受動的に見ることはないし、youtube などで進んで見ようともしてないということですが。で、この間イーストウッド『ヒアアフター』をDVDで観たら…

辻原登『東京大学で世界文学を学ぶ』を読んだ。 まえがきその三(この本にはまえがきが三つあるのだった)で予告された講義スケジュールは次のとおり。 我々はみなゴーゴリから、その外套の下からやってきた 我々はみな二葉亭四迷から、その『あひゞき』から…

去年の暮れにターザン・シリーズ第一作『類人猿ターザン』を読んでいて、先週はシリーズ第二作『ターザンの帰還』を読了したよ。 本を読むときは気になった文章のあるページの端を折って、後で抜き書きしたりするようにしているのですが、『ターザンの帰還』…