これまでもこれからもありえない『ベティ・ザ・キッド』のはなしをしよう

Muse - Knights Of Cydonia (Video)

Come ride with me,
Through the veins of history,
I'll show you a god
Who falls asleep on the job.

(ついてこいよ 長々とかったるい歴史をすり抜けて
見せてやらあ 神サマがお勤め中に眠りこけちまってるとこ)

個人的に、『ベティ・ザ・キッド』のテーマソング。 "Don't waste your time, /Or time will waste you" 「時間を無駄にするな さもなきゃお前が時間に使われる」なんて、とってもガンマンな感じ。
しかし、"I'll show you" って言ってる I はウィリアムというよりロングストライドのイメージになってしまいますね。そして、 " I'll show you" って言われてる you はビリーではなくやはりベティ。深く考えると、明らかに『ベティ』本編とは違うフラグが立って別のルートに入っている。このルートだと、ビリーがいなくて、ベティがロングストライドのサイドキック兼夜伽になっているんですよね……(※個人のイメージです)。ベティはケニー・シュートの21番目みたいに女を使ってロングストライドの寝首を掻こうとしたけど、ロングストライドは全然心を許さず、さすがのベティもロングストライドさんのロングなチンポには勝てなかったよ……なわけですよ。アヘ顔ダブルピースでエロ蹲踞ですよ。もちろんロングストライドさんたら昼間はベティちゃんにしっかり男装させてるんですよ(なぜ)。貞操帯付きですよ。サルーンの部屋にひっこんだら二三回頬を張って「ああ? 賞金首の頭ぶっ飛ばして欲情してんだろうがこのメスガキはよぉ!」って服をひっぺがすんですよ。二人がハンケチーフ隊に拿捕された時なんてベティちゃんはしっかりマワされちゃうわけですよ(非公然捕虜のそのまた連れなんて、ベルトを引っ張られて、クルクルクルって……)。
まあ結局、ヘヴン移送装置の直前で気を抜いたロングストライドをベティが殺すんですけどね。
で、父の仇を討てたものの砂漠で立ち往生したベティが、自分がエリザベスだった在りし頃を回想するシーンに Dixie ChicksCowboy Take Me Away が流れて、幕。ウィリアムはどっかの片田舎でアル中になっていて銃も握れなくなって、つまんないチンピラにつまんなく殺されてますねきっと。
などと、性的なハイファンタジーを膨らませていたら、気分が落ち込んでしまった上、せっかく映画の日だったのに映画館へ行きそびれてしまった。どうしてくれる(「ロングストライドさんのロングなチンポ」の辺りで我に返っていればよかったね……)。ふぅ……。
余談ですが、『機械の仮病』の私的テーマ曲は Queen & David BowieUnder Pressure

Why can't we give love that one more chance
Why can't we give love give love give love give love
give love give love give love give love give love
'Cause love's such an old fashioned word

(なぜ俺たちは愛にもう一度チャンスをやれないのだろうか
なぜ愛に……
それは愛なんて古臭い言葉だから)