ヒックとドラゴン』、ヒロインが主人公を斧研ぎながら待ち伏せしたりこかしてふみつけたりする、というと秋田禎信ファンに訴求力があるだろーか。
2007年公開の時代劇アニメ映画『ストレンヂア』には二度ほど投剣シーン―刀剣の誤記ではなく、手裏剣でもない刀をぶん投げてターゲットにヒットさせるという意味での投剣シーン―があるというと、秋田ファン的にどうか。さらに、監督の安藤真裕はかのオーフェンアニメのOPを担当していたことを付け加えると!(逆効果!)
あ、『ストレンヂア』で思い出したけど(髪の毛に注目するシーンがあるから)、秋田禎信最新作『ベティ・ザ・キッド』のイラストで、主人公ベティの金髪がなんかごわごわしてそうな表現なのが良いですね。指通りが良くなさそうな髪。同伴者のフラニーはわりとつやつやの黒髪なのに。

追記(9/21)
秋田禎信ファンというか、秋田禎信へお薦めしたいんだったそういえば。たぶん好きだと思う。冒頭の語りとか……。ここはバーグ島。絶望のふちから北へ行くこと十二日、凍え死ぬ少し南。孤独の海に浮かんでいる、僕たちの村。一言で言うとー、頑丈? 七代も前からここで暮らしているのに、家は新品同然。釣りや狩りもできるし、素敵な夕日も見られる。ただ問題は害虫。そう、他の場所ならノミや蚊だけど、僕らの場合は……ドラゴンだ!(うろおぼえ)