「どうだった?」「何が?」「スカイ・クロラ」「あぁ……そういえば、だいぶまえに観たことがあるよ」

劇場を出ながら興奮気味に書いた「スカイ・クロラ」のファースト・インプレッションが妙な必死感に満ちていて、「押井守を自分たちのもののままにしたい押井オタ乙」みたいな感じに読まれそうなので、まあそう思われても別に構わないのだけれど(参考:理解と誤解は同値)、一応書き添えておくと、僕は「イノセンス」以降のファンなので全然新参、というかむしろにわかも良いところで、ついでに書くと、東浩紀については「動物化するポストモダン」も「ゲーム的リアリズムの誕生」も読んでいなくてつまりにわか以下、ミーハー的に関心を寄せているだけです。よ。